CONCEPT/商品コンセプト

AN ORGANIC
ARCHITECTURE

自然の姿を形にした普遍的な
オーガニックハウス

「ここに自然界の家の例がある。これらの単純な海の生き物は美しい家に住んでいる。千差万別の姿、形、模様を見なさい。すべてが目的を果たしている上に、単純さ、上品さ、美しさを備えている。これが偉大な建築様式だ。」フランク・ロイド・ライトは貝殻のコレクションを生徒に見せ言いました。

なぜ、木はこんな形なんだろう。どうして花はこんな形をしているのだろう。
そんなことを考えてみたことがありますか?

動物にしろ、植物にしろ、生き物はその環境で生きていくために、自らの形を変化させてきました。逆に言うと、今私たちが目にすることが出来るのは、環境に対応することが出来た優秀な生き物だけです。
たとえば、花や貝殻。環境にピッタリ適合する形は無駄が無く、何十年、何百年経とうが本当に美しい。つまり、流行とは関係の無い普遍的な形なのです。

人が住まう家も同じです。
そこに住むあなたとあなたの家族の生活を表現していくこと、
そして光や風、土や石といった自然の材料を最善の性質に従って正直に表現することが、いつの時代にも愛着の持てる住まいになると信じています。

私たちは、『普遍的な形である自然の姿に学び、建物が環境と溶け合いながら、住む人にもフィットするようにデザインすること』の重要性を唱えた建築家フランク・ロイド・ライトの理念に従ってオーガニックハウスを創造していきます。

  1. 自然に寄り添う心地よさ

    LOGIC 1

    自然に寄り添う心地よさ

    暮らしの中に自然を導き入れると、人は心地いいと感じます。大きく張り出した庇とウッドデッキの間の空間は、中でも外でもない曖昧な場所。そこでは木漏れ日の揺らぎや葉擦れの音、木立を抜ける風などの自然が五感で感じられ、ほんとうに豊かな暮らしを実感できます。

  2. 見えない壁

    LOGIC 2

    見えない壁

    空間を仕切るのは壁とは限りません。
    天井や床の高低差と、それによってもたらされる開放感や圧縮感でも空間を仕切れます。住宅は流れるようにゆるやかな空間のつながりであるべき。だから壁で分断するのではなく、オープンかつダイナミックで、ドラマチックな動きを伴う設計を心がけています。

  3. 凛として、やすらぐ空間

    LOGIC 3

    凛として、やすらぐ空間

    畳敷きの和室には、相反する二つの要素が同居します。一つは背筋を伸ばし正座をしたくなるような凛とした空間。もう一つは、横になって手足を伸ばせるくつろぎの空間です。座る、横になることを前提に重心を低くおさえ、和の様式美を尊重しつつ、外とのつながりや陰影を意識した空間を提案しています。

  4. 柔やかさのデザインコード

    LOGIC 4

    柔やかさのデザインコード

    壁は床の、天井は壁の延長と考え、それぞれを曲線で結ぶことで、室内に連続性と柔らかさを持たせています。「曲線の丸みが適切でないと空間の連続性や柔らかみは損なわれる」という理念に基づき、すべての空間が心地よくなるよう、空間の大きさやコンセプトに合わせて曲率を決めています。

FRANK LLOYD WRIGHT

フランク・ロイド・ライトについて

フランク・ロイド・ライト

フランク・ロイド・ライトは、アメリカの建築家であり、ル・コルビュジェ、ミース・ファン・デル・ローエとともに近代建築の三大巨匠の一人として数えられる、世界で最も著名な建築家の一人です。
終生一貫して、より豊かな人間性の保証に寄与する建築、つまり「有機的建築」の理想を追求し続け、生涯に1191にものぼる作品を遺し、その内の460作品が実現されました。
彼が生涯をかけて唱え続けた『有機的建築』は、現代もなおその輝きを増して、我々の心に訴えかけるものであり、無機質になりがちな現代において、より人間的な豊かさを提供してくれる建築思想ではないでしょうか。